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ベルト浮上り防止装置
ベルトが内側へ包み込まれる形になり外部へ輸送物が飛散しません

特徴

従来の立面カーブのあるベルトコンベヤーでは、張力、自重のバランスの変化によりベルトが浮き沈みを繰り返し荷こぼれを引き起こす為、プーリ等を設置していました。しかし、その機能は十分ではなく、さらに輸送物を飛散させる原因となってきました。当社では、既設設備の一部を変更し改造することで荷こぼれ等のない安定走行が可能となります。

施工実績

固定及び移動トリッパー付ベルトコンベヤやシップローダの落鉱・落粉防止のご相談が増えています。

○ 負荷運転中の落鉱により、輸送物が歩廊上に堆積、海へ落下、公害の原因に
○ 無負荷運転中、ベルトに付着した輸送物の残骸が、飛散してしまう。
○ ベルト蛇行により、輸送物の荷こぼれ、周辺への飛散原因に
○ 輸送物が下部へ堆積、また、移動レール上に落下し脱線原因に

ベルト浮上り防止装置のご提案・提供が可能です。

ベルト浮上り防止装置の特徴

ベルト搬送ラインの上向きに湾曲した(カテナリー)部分に配されるコンベヤベルトの浮き上がり防止装置について、概略をご説明します。
①ベルトの幅方向両端部を上に持ち上げてベルトを半パイプ状に丸めるためにベルトの下側から両側方上側にかけて配置された複数のローラを使う。
②下側のローラは、浮き上がり防止装置の前後のキャリアローラによって規定されるベルト通過ラインよりも下がった位置でベルトの幅方向中央部を支えるように配置される。
③両側側方上側のローラは、半パイプ状に丸めたベルトの幅方向両端部に対し下向きに押さえ込む力を与えると共にベルトの両端部間に開放部を確保し得る位置に配置されていること。

従来の立体カーブのあるベルトコンベヤーでは、張力、自重のバランスの変化により、ベルトが浮き沈みを繰り返し、荷こぼれを引き起こす為、ベルトの両端を車輪で押さえたり、プリー、ローラ等を設置していますが、その機能は十分ではなく、さらに輸送物を飛散させ、ベルト破損の原因となってきました。


【事例1】 ベルト浮上り防止装置設置

ベルト浮上り防止装置取付理由
このBCはシップローダで負荷運転中の落鉱により、輸送物が歩廊上に堆積、海へ落下、公害の原因になっていました

シップローダ主仕様
輸送物:石灰石 ベルト幅:1050w
輸送量:1500t/H ベルト速度:191m/min


【装置取付前写真】
歩廊上に輸送物が落下、ヘッドプーリでの蛇行も発生していました。
ベルト蛇行により、浮上り部での輸送物の荷こぼれ、
落鉱物がリターンベルトへ乗り海へ落下、周辺への飛散原因となっていました。

【装置取付後写真】
歩廊上への落鉱防止、ヘッドプーリでの蛇行防止を実現できました。

【事例2】 ベルト浮上り防止装置設置

ベルト浮上り防止装置取付理由
このBCは貯鉱スタッカーで負荷運転中の落鉱により、輸送物がBC下部へ堆積、また、移動レール上に落下し脱線原因となっていました。

スタッカー主仕様
輸送物:石灰石 ベルト幅:1200w
輸送量:1970t/H ベルト速度:198m/min


【装置取付前写真】
浮上り防止用プーリでベルトを押えていますが、起動時、無負荷 運転時にはベルト付着物がプーリと接触し飛散原因となっていました

【無負荷運転時写真】

【負荷運転時写真】
落鉱が無くなり、周囲への飛散発生なし 取付後、4年が経過していますが、ベルト異常摩耗なく運転しています。

無負荷運転時

ベルトが内側へ包み込まれる形になり外部へ輸送物が飛散しません。

負荷運転時

半円型ベルトと半円型内の層厚輸送物との内部摩擦係数が増大する為、逆流を防ぐ機能もあります

パイプコンベヤーの事なら、
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